iPhoneやiPadをLightningケーブル経由でサブディスプレイに変身させる『duet』がスゴい

今Blogを更新するときはMacBook Air(MBA) の11インチもでるで行っている。写真の掲載枚数が多いときとか、Blogのメンテナンスをするときに11インチの表示領域が狭い…と思うことがよくある。

『だったらデュアルモニタで使えばイインジャネ!?』って突っ込まれそうだけど、外付けも似たように変換アダプタを用意したりとか、そもそも論としてディスプレイを用意するのも大変…と思って躊躇していた。ミニサイズの液晶モニタも売ってるのでそれを用意するのもありかな…と思うけど、液晶自体が小さくなるだけでその他のものを用意する必要があるので、買ってまでやる必要はないかなーと思っていた。

Wi-Fi経由でタブレットをサブディスプレイにするアプリもあるけど遅延とか表示品質とかが気になってしまい試すことはなかった。で、Twitterのタイムラインを眺めているとduetというアプリが紹介されていたんだけど、おいらはコイツにグッときたわけで…

Duet 01

Lightningケーブル接続でiOSデバイスがMacのサブディスプレイに!!

今回インストールしたduetはちょっとちがう。

Duet Display

LightningケーブルでつないでやればOKなのだ。

メイン環境はMac限定なのは残念だけど、iOSデバイスとMacに専用ソフトをインストールすれば使えるのだ。

ちょうどiPad mini持ってるし、追加投資はiOS用のアプリ代だけなので試してみた。

サブディスプレイにするiOSデバイスにアプリをインストールする

おいらの場合はiPad miniにインストールした。

Macにもアプリをインストールする

Macにも専用のアプリをインストールする必要がある。Duetのサイトトップにある『Download Duet』というボタンをクリックするとダウンロードが始まる。

Duet 02

ダウンロードしたZIPファイルを解凍して出てきたアプリをアプリケーションフォルダにコピーしてインストールする。このアプリをクリックするとメニューバーにアイコンが表示される。

Duet 03

アイコンをクリックするとこんな感じ。

Duet 04

Duet 05

「Resolution」でRetinaに対応するかどうかを選択でき、「Frame Rate」では60FPSか30FPSのどちらかを選択する。

電源がないモバイル環境でこのエントリを使ってるんだけど、ResolutionをRetinaに、Frame Rateを60FPSで使っていたら1.5時間くらいでバッテリ残量が16%とくらいになってしまった。夜フクロウやLineのクライアントを立ち上げていたのでDuetの割合がどれくらいかは正確に言えないけど、かなりバッテリの減りが早くなる様子。ディスプレイだけじゃなくてiPad miniに給電してるようだったので、電源確保できるところで使うのが良いかも。

duet設定時にハマったところ。

duetの設定自体はほとんど無いんだけど、最初iPad mini側に表示されなくて焦ったことがあった。おいらはMBAの左側にiPad miniを置いていたので左側に出ると思っていて、MBAのモニタ上で左側にウィンドウを移動しようとして出来なかったのだ。

Duet 06

解消方法は非常に簡単。『システム環境設定』→『ディスプレイ』をクリック。『配置』タブを表示してディスプレイの配置を好みの位置に。

まとめ

ざっと触ってみたところでいいなーと思ったポイントとう〜ん…と思ったところがあったのでまとめてみた。

いいなーと思ったところ

iPhoneやiPadを持っていれば追加投資はアプリ代(Blog執筆時点で1,000円)のみでサブディスプレイを追加出来るところかな。LightningケーブルもiPadやiPhoneに標準でついてくるから、ハード的な追加投資がない…というのは非常にありがたい。iOSデバイス用のアプリとしては安くない部類だけど

ちょっと…と思ったところ。

若干遅延がある。アプリによっては操作感が重くなったりするところが気になった。もうちょい操作感軽くなると嬉しいけど、そこは今後に期待かな。

あと困ったのがスクリーンショットをキャプチャしたとき。おいらはSimpleCapというアプリを使っているんだけど、サブディレクトリ側では使えなかった。もっとも、サブディスプレイにしたiPad mini側でスクリーンショットは撮れたのでそこは何とかなったわけで。

11インチのMBAを使っているとサブディスプレイが欲しくなることが良くあるので、iPadやiPhoneをサブディスプレイとして利用できるduetは非常にグッときた。Mac OSが10.9以上、iOSが6.0以上なら利用できるようなので、該当するハードを持っているなら試してみるのもありかな。iOSアプリとしては安くはないけど、ハマれば凄くお得感あるんじゃないかな。

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【参考リンク】
Duet Display
iPadをLightningケーブル接続でMacのセカンドディスプレイにするアプリ『Duet Display』 « Instrumental™
Apple元社員が開発した、iPadをMacの「遅延ゼロ」のUSBモニターにできる「Duet Display」が公開

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