8月の終わりにブログを書いてアップしたときに写真をアップしたんだけど、不完全な状態でアップされるというトラブルにぶち当たっていた。
そのときのエントリなんだけど、今は解決している。最初はレンタルサーバ側の問題かと疑ったり、Wordpressそのもののトラブルじゃないかと疑ったりしていたんだけど何とか原因を特定。「Head Cleaner」というプラグインのキャッシュファイルがたまりすぎていた結果、レンタルサーバのストレージを食い潰していたのだ。
普段はMacのBlogエディタのMarsEditというソフトでエントリを書いてアップロード、という手順を踏んでいたんだけど、MarsEditからアップロード後にブラウザで確認すると画像が表示されない。MarsEditの設定がおかしくなったのかな? って思ったので今度はWordpressの管理画面からアップロードしようとしたものの、エラーが出てしまい失敗。コレは何かおかしいと思い始めて今度はFTPで直接アップロードしてみたが、ブラウザで表示されない。あとで原因特定しようとそのままにしてしまっていた。
レンタルサーバ会社にまずは問い合わせ
トラブルを認識してから1ヶ月くらい放置していたんだけど、このままじゃイカンと思い、レンタルサーバ会社に問い合わせ。
このときは原因が分からなかったのでWordpressの管理画面からBlogの更新ができないし、プラグインのアップデートも出来ないから解決方法を教えてくれ…というような内容を送っていた。
エラーの詳細を教えてくれという返答がきたので「 ディレクトリを作成できませんでした。」というエラー文が出ていることを伝えてみた。
送ったメールに対してもらった返信は以下の通り。
当サポートではサーバー内に設置されている各種フォルダや
プログラムデータを個別に解析してのご案内ができず恐縮なのですが
表示されているエラーを拝読するか入りではフォルダの作成が
自動生成できないところに要因があるものと考えられます。
今考えるとストレージの空き容量がゼロなんだから、自動生成できないのも当たり前だよなーってことが分かる。でもメールをもらった当時は『なんて素っ気ないんだ』なんて見当違いな怒りを抱いていたわけで(笑)
で、原因が特定できなくてまた放置。その間に良く撮り歩きをする知人にトラブルのことを話したら、『Wordpressを削除して入れ直してみるといいんじゃない?』というアドバイスをいただいた。
面倒だけど、それしか無いかと思ってサーバー上にあるWordpressのデータをまるごとダウンロードしてバックアップをとることにした。
全く終わらないダウンロードに焦る
WordPressの全データをまるっとダウンロードしようとしたところ、24時間以上経っても完全にダウンロード出来ない。
コレはおかしいを思っていったんダウンロードを中断、落としたデータのファイル容量を調べたところ、wp-content→cache→head-cleaner→jsディレクトリに総容量数十GBのキャッシュファイルが存在していたのだ!!
キャッシュファイルのタイムスタンプを確認したら今のBlog開設したころからのキャッシュファイルが残っていたようで、大量に残っていた結果、サーバのストレージを圧迫してしまいWordpressの動作がおかしくなっていたようなのだ。
ストレージの空き容量を確認したらゼロになっていたので慌ててキャッシュファイルを削除しようとしたんだけど、「Head Cleaner」の設定ページから削除しようとするとエラーになってしまう。しょうがないのでFTPから削除しようと試みたものの、jsディレクトリを開くだけで数分かかる状態。やっと開いたと思っても、大量に選択すると無反応になってしまうので、ちまちまと削ること数時間、やっとストレージ容量を確保できた。
WordPressのプラグインでストレージ枯渇の原因になるケースではバックアップ系のプラグインでバックアップファイルを大量に作ってしまう…ということが多いみたいだけど、キャッシュ系のプラグインでもストレージを圧迫するトラブルが発生するのね。
古いキャッシュデータはなるべく削除するようにしないとダメなのかも。
でも、原因特定と対策ができて良かった。