「旨いカツ喰いません?」というどストレートなお誘いにホイホイのってたどり着いたのは人形町のかつ好というお店。
細い小道に入ったところで店構えも控えめ。最初はお店に気がつかなくって通り過ぎてしまったのだ。ちょっとした隠れ家感があって入る前から期待感が高まってきたわけで(笑)
民家を改装した店内はこぢんまりとしていて中々落ち着いた雰囲気。テーブル席かな…って思っていたんだけど、今回はカウンター席に通された。
横一列だとしゃべりづらいかな…なんて思ったけど、目の前でカツの下ごしらえから揚げるところまで見られたのはかなりグッド。
まずは食前酒から。
SONY ILCE-6500 (18mm, f/5.6, 1/40 sec, ISO1250)
あらごし梅酒の炭酸割り。ストレートでも良かったんだけど、この日の気分で炭酸割りにしてみた。ちなみに日本酒ベースの梅酒で焼酎ベースのものより飲みやすい印象だった。ストレートでもう一杯頼んでも良かったかなーとあとで思ってしまった。
誘ってくれた知人のオススメで今回はコースをお願いしていたのでまずは前菜的なタマネギのサラダ。
お次は豚肉の角煮と大豆の煮物。
和辛子が良く合うし豆も肉の旨みを吸っててんまい。
お次は車海老。衣はサクサクで身はプリプリでこれまたんまい。
お好みで梅塩とソースを選べたんだけど、個人的にはレモンをかけて梅塩で食べるのが好みだった。梅の酸味がほんのり効いていて海老と非常にマッチしてたのよねぇ…。
美味しくてあっという間に食べてしまい、一尾だとちょっと物足りない。ただこの後にメインディッシュのトンカツが控えているのでもう一尾いきたくなるのをグッと我慢したわけで(笑)
コレは三味煮。甘辛く煮付けられた豚肉でお酒が欲しくなるおつまみ系。
こういう料理だと日本酒も悪くないけどオススメのお酒を選んでみた。
なんと赤ワインだったりする。個人的には考えたことが無かった組み合わせなのでちょっと驚いた。実はこのワイン、トンカツにも合うそうでそれも興味津々。で、先に言ってしまうと中々合っていて口福感が半端なかった(笑)
こうして食べている間に着々とトンカツの仕込みが進んでいる。
カウンター席なので目の前で見られるから視覚的にも楽しめて非常にテンションが上がるのだ!!
コースではロースとヒレの2種類どちらかになっちゃうけど、今回は4人なのでそれぞれを2人ずつシェアしてどっちも食べてみることにした。
トンカツと言えば付け合わせはキャベツなのだ。特製ドレッシングがキャベツに合っててんまい。トンカツが揚がるまでに無くなりそうだった(笑)
待ちに待っていたトンカツ!!
SONY ILCE-6500 (50mm, f/3.2, 1/80 sec, ISO1250)
衣非常に旨そうなのだ。
で、早速喰ってみた。
う ま い !!
ロースは脂がジューシーでかむとジュワッと肉汁があふれてきてんまい!!
ヒレは肉そのもの味を楽しめてこれまたんまい!!
旨い旨いと後一切れで食べきる…というタイミングで知人からストップの一声。締めのカレーにこのトンカツを入れるために残しておいた方が良かったのだ。
ちなみにこのカレーはスッポン入りとかなり珍しい。
残しておいた最後の一切れを投入。即席カツカレーのできあがりなのだ!!
ヒレも旨いけど、カレーにはロースも合いそう。こんなことならロースの方も残しておくべきだった(笑)
最後のデザートは抹茶アイス。
最後まで大満足だった。
かつ好のコースは3種類あって今回のコースはちょうど真ん中でお値段は5,000円(ドリンクは別料金)。もう1つ上のコースはプラス1,000円で肉が特吟ロースorヒレになる。5,000円コースでも大満足なのにどれだけ違うのか非常に気になるところだったりする。
コース料理は予約が必要だけど、味もボリュームもあって食べ応えバッチリ!! ものすごい満腹感で口福なひとときを楽しめたのだ。