美味しい中華を食べません? と知人に誘われて六本木にある和チャイナ Roppongiに行ってきた。
1人で切り盛りしている店長が日本人好みの食材を使って中華料理をアレンジした創作中華って言える、こだわりの一品を食べさせてくれると聞いて期待が非常に高まっていたのだ(笑)
お店自体はこぢんまりとしていて店長の目が行き届いてそう…と思わせてくれる。
和チャイナ Roppongiさんで食べたのは全7品の「シェフ自慢のアラカルトメニュー」なのだ。
当日食べたメニューこんな感じ。
- 彩り野菜とチキンローストの北京ダック風
- 海老団子とカボチャの白味噌スープ
- 牡蠣の四川風辛子炒め
- 和牛スネ肉の煮込み菜の花添え
- 五目野菜と干し貝柱の煮込み
- ピリ辛麻婆豆腐かけご飯
- 本日のデザート
色々なホテルはレストランでシェフを経験されているので、スゴい数のレシピをお持ちだそうで、誘ってくれた知人も「毎回メニューが違うのでいつもビックリしちゃうんだよね。いつもどんなメニューが出てくるのか楽しみ」って教えてくれたのだ
和の食材をふんだんに使ったメニューはどれも美味しい!!
まず最初に出されたのが「彩り野菜とチキンローストの北京ダック風」という料理。
山芋入りの薄皮餅にたっぷりの野菜と肉を載せて包んで食べる料理なんだけど、薄皮餅のもちっとした食感、しゃくしゃくっとした野菜の歯ごたえ、肉のボリューム感をまとめて楽しめるのがよかった。
包む食材のパターンを色々変えてみたところ肉一切れに野菜たっぷりにするとバランス良く食べられたかな。
お次は「海老団子とカボチャの白味噌スープ」料理名を聞くまではポタージュのスープかな? って思っていたけど、一口飲んでみると白味噌の上品な口当たり。入っている団子を食べてみると海老の濃厚な味がしてビックリしてしまった。白味噌の上品で優しい風味と濃厚な海老団子。スープはカボチャの甘みのほんのり感じられていくらでも飲めそうだった。
「牡蠣の四川風辛子炒め」は辛子炒めと名前がついているけどそれほど辛くなかったので辛みが苦手な人でも食べられるんじゃないかな? あと以外に思ったのが銀杏が入っていたことかな。ほっこりした食感が牡蠣と合うなんて驚きだった。
この次がメインディッシュとも言える「和牛スネ肉の煮込み菜の花添え」。スプーンで押し切れるんじゃないかな? 思わせてくれるくらい柔らかいので食べるというより飲んでるといってもおかしくない。でも肉の味を楽しめたのだ。
「五目野菜と干し貝柱の煮込み」はちょっと重めの料理が続いたあとの箸休めみたいなものかな…と思ったんだけど全然そんなことはない。干し貝の濃厚な出汁を野菜がしっかり受け止めてくれている。濃厚なのにあっさりというあまり体験したことがない味だったので、内心おかわりしたくてたまらなかった(笑)
ここでご飯ものなんだけど、「ピリ辛麻婆豆腐かけご飯」はボリュームが凄かった。アツアツの麻婆豆腐をご飯にかけたもので「ピリ辛」という名前から想像もつかないほどガツンと辛い。でもただ辛いだけじゃないので辛み大好きな人もそうでない人もどっちも行けそうな味だった。
デザートは仙草という植物から作られたゼリー。甘さ控えめな味で締めにふさわしいデザートだった。
これだけのボリュームと美味しい料理で5,000円というのは非常にお得感ある内容だと思う。料理内容についても柔軟に対応してくれるそうなので、色々と相談するのもアリじゃないかな。
非常に口福なひとときで満足度高かった。