NEX-6を使っていたころは設定ボタンをカスタマイズしたことがなくてデフォルトのままで使っていたんだけど、α6500を使い出してからはNEX-6を使っていたころよりも頻繁に設定を変える機会が多くなったのでボタンのカスタム設定をしてみた。
SONY NEX-6 (143mm, f/8, 1/50 sec, ISO800)
メニュー画面で選ぶよりも物理ボタンでサクッと選べるようになると何気に便利になったわけで。
いくつかボタンをカスタマイズしたので備忘録を兼ねてエントリにしてみた。
カスタマイズの定番、親指AF
通常の場合は写真を撮るときはシャッターボタンを半押しにするとAFでピント合わせができる。
親指AFの場合はピント合わせとシャッターボタンを切り離す設定なのだ。
最初はイマイチイメージしにくかったけど「ピント合わせが超高速になる」という話を聞いてかなりグッときたわけで。
試して合わなかったら元に戻せばいいか…と思って試してみることにした。
カメラによっては専用ボタンが背面についてることがあるみたいだけど、α6500には専用ボタンない。おいら場合は別のボタンを割り当てることにした。
親指AFそのものでは無いけど参考になりそうな設定方法はα6500のヘルプガイドに掲載されていたので、応用してみた。
MENU→撮影設定2→カスタムキー(撮影)を選択。
SONY NEX-6 (140mm, f/8, 1/25 sec, ISO800)
おいらはAF/MFボタンに割り当てた。
コレで親指AFができるようになったけどシャッターボタンの設定も変える必要がある。
SONY NEX-6 (105mm, f/8, 1/30 sec, ISO800)
MENU→撮影設定1→シャッター半押しAFを「切」にする。
親指AFの設定はこれでおしまい。
親指AFの設定に変えてから1ヶ月弱くらい使っているけどピント合わせが楽になった実感はあまりなかったりする(笑)
AF-Cで動きのあるものを撮るときは多少ピント合わせが楽になった気がするかな。ただ親指AFで困ったこともほとんど無いから元の状態に戻す理由もないのでしばらく使うつもり。
顔検出モードをon/offできるようにAELボタンに割り当ててみた。
写真を撮っていると顔検出で人の顔や顔らしき模様にAFが持っていかれて焦ることがあったので最初はオフにしておこうかと思ったんだけど、あればあったで便利なのでボタンで切り替えられるようにAELボタンでon/offの切り替えをできるできるようにした。
MENU→撮影設定2→カスタムキーを選択してAELボタンに顔検出/スマイルシャッターを割り当ててみた。
レバーの切り替えで違う設定になるから、何かの拍子にレバーの位置が変わってしまいピント合わせたつもりが顔検出のon/offの設定画面が表示されてしまうこともたまにある。なのでそのうちカスタマイズするかも。
フォーカスモードの変更をC2ボタンに割り当ててみた。
ちょっと前まではシグマのマウントコンバーターのMC-11+シグマの17-70mmの組み合わせをメインで使っていて、AF-SとAF-Cの切り替えを頻繁にしていたからC2ボタンで切り替えられるように設定していた。
ちなみにMC-11+シグマ17-70mmの組み合わせで使っていたとき書いたエントリはこちら。
MENU→撮影設定2→カスタムボタン2を選択してフォーカスモードを割り当て。
フォーカスモードの切り替えはよく使うので設定しておいて良かったかな。
フォーカスエリアを切り替えできるようにC3ボタンに割り当て。
これまたMC-11+シグマ17-70mmの組み合わせで使っていた名残。
MENU→撮影設定2→カスタムボタン3を選択してフォーカスエリアを割り当て。
ゴミ箱のアイコンだけど、これは再生モード時の話。
AF-Cでよく使っていたんだけど、ピントの合う範囲をある程度絞りたいときに使うことがあった。元々MC-11+シグマ17-70mmの組み合わせでAF-Cは保証外で非公式に使えてた…こともあって普通のフレキシブルスポットだとピントを合わせようとしてずっとピントリングが動き続けてしまっていた。拡張フレキシブルスポットだとAF-CでAFする範囲を絞れる場合もあったので試して使っていた。
このエントリでも書いたけどAF-Sがだいぶ実用的になって使用頻度が下がったし、今はSAL1650を使っているためフォーカスエリアも色々制限があるためほとんど使うことがなくなってしまった。普通のフレキシブルスポットなら背面液晶上でタッチパネルが使えるから現状で一番設定変更しそうなボタンかも。
まとめ…のようなもの
設定しまくってる人に比べたらかなりライトな部類だろうけど、自分の使い勝手に合わせてカスタマイズは便利度がかなり上がるもの。α6500も使い始めてから半年以上経つことだし設定も色々見直したいな。
最近はα6500のムックも何冊か出てるし参考になれば買っても良いかも。
何冊ってかAmazonだと2冊しか無かったのか…。