ちょっと前にこんなエントリを書いていたけど、α6500の実機がⅠ週間早くソニーストアに展示されることになっていたのだ。
タイミングよく休みだったので触ってきたわけで。
ソニーストアでα6500の実機とご対面!!
銀座駅から出てすぐとアクセスがいいのは嬉しかったソニーストア。色々とトラブルがあって銀座についたのが18時ちかくと遅めの到着だったけど、オイらの前に3人くらい並んでいた。
iPhone 7 (3.99mm, f/1.8, 1/17 sec, ISO40)
並んでいる間にスタッフのおねーさんが「レンズは何をご希望ですか?」と聞いてきたのでAマウントレンズをお願いした。
なんでAマウントレンズにしたかというと、Eマウントレンズは試せる機会多そうだし、気になっていたAマウントレンズを体験してみたかったから。
α6500+LA-EA3+SEL1650でお試し
α6500につけたレンズはこちら。
iPhone 7 (3.99mm, f/1.8, 1/100 sec, ISO25)
α6500に合わせたのはSAL1650というF2.8通しの16-50mm標準ズームなのだ。ただ、このレンズはAマウント用なのでLA-EA3というマウントアダプタが必要となる。
こういうやつ。オイラの場合はAPS-C用のLA-EA1を持っているのでAマウントレンズもちょっと興味あったわけで。
SAL1650はこんなレンズ。
なんでNEX-6では使わなかったかというと、AFが実用レベルのスピードじゃないという話を聞いていたから。逆にα6500でAマウントレンズを使いたいと思うようになったきっかけはこのエントリでも書いた。
イマイチ具体的な情報を探しきれなかったところで自分自身で体験できるのはありがたかった。
で、実際にα6500につけて試した感想はこんな感じ
- AFは遅くはないし爆速というわけじゃない。体感的にはシグマの19mmレンズよりちょっと早いくらい。
- AF-S以外はダメだった。DMFもダメとは…
- 動画撮影時もAFは効いたけど、合焦するまでに微妙に遅いのと、ぎこちなくピントが合う挙動をするうえ、駆動音が大きかったように思える。
- ボディ内手ぶれ補正はかなり強力で感動
望遠側でできるだけシャッタースピードを落として撮影したんだけど、手ブレをほとんど感じさせないレベルだった。望遠レンズについては試せていないので、どこかで試してみたいかな。
ちなみにAマウントレンズ使用時の注意事項はα6500の特徴ページにまとまっている。
注意事項を引用すると…
*1 SSMレンズまたは、SAMレンズ装着時。メニュー内の「AFシステム」設定から位相差AF/コントラストAFを選択して使用できます。動画撮影時は「像面位相差AF」に対応していません。AF-CはAFシステムで 「位相差AF」を選択時のみ使用可能ですが、連写(Hi+、Hi、Mid)で撮影中は動体追従しません
*2 対応レンズのみ
※ AF-A、DMFは対応していません
※ 瞳AFは対応していません
※ フォーカスエリアはワイド/中央/フレキシブルスポットのみ使用可能
※ テレコンバーターは使用できません
こうしてみるとAマントレンズを使用する場合はかなり制限があるなぁ…。制限はそれなりになるけど、動画を撮らず、連続撮影もしないしAF-Sでしか使わない…という割り切りで使うなら魅力的な選択肢になりそう。中古なら3万円台で程度の良さそうなものが結構流通してるようなので予算的にもぐっときてしまう(笑)。
ズームレンズとしてはF2.8と言うのは明るい部類に入るし、望遠側の絞り開放もF2.8という通しズームなのもぐっと来ている理由の一つ。望遠側の絞り開放値が変わらないレンズってかなり大会レンズの場合が多い。そう考えるとSAL1650は手頃なお値段で広角〜望遠F2.8通しを楽しめそうだしねぇ…
純正のEマウントレンズもちょっと気になっていたのでSEL1670zを試してみた。試用時間は5分で、残り2分もなかったから試したのは手ぶれ補正の効き。
望遠側(70mm)にしてシャッタースピードを1/6秒くらいに遅くして試してみたんだけど、ファインダー上では全然ぶれてないように思えた。広角ズームのSEL1018を使ったときは手持ちでもかなりシャッタースピードを遅くしても手ブレしない確率は高そう…と思ってしまった。
手ブレ補正機能がついていないSAL1650も安心して使えたし、α6500のボディ内手ぶれ補正はかなり強力なんじゃなかろうか。
手持ちのレンズだとシグマの19mmを使うときにかなり効力を発揮しそう。夕方から夜にかけてとか、暗めの室内とかで試してみたい。
12/2の発売日まで2週間切ってるし現物届くのが非常に待ち遠しい(笑)