カメラ趣味の知人に誘われて渡良瀬遊水池の野焼き『ヨシ焼き』を見に行ってきた。
ヨシ焼きというのは渡良瀬遊水池でヨシを焼く野焼きのことで、辺り一面のヨシを焼き払うのでかなり迫力があるようで、今までに行われた時の写真を見ると日本国内とは思えない迫力がある。
ちなみにヨシ焼きを行うのは病害虫の駆除とヨシなどの芽生えを促すこと、柳の樹林化を防ぐためとか。渡良瀬遊水池の約半分の1,500haとかなり広い範囲で行われるそうで、行く前からワクワクしていたのはここだけの話。
元々気になっていたので二つ返事でノってみた。
事前準備はしっかりとしたものの天気が不安定で中止の危機に
誘ってくれた知人から望遠と三脚は必須ということで去年買ったタムロンの望遠ズームを持っていくことにした。
このエントリで取り上げたAマウント用の望遠ズームSP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (A005)なのだ。マウントアダプターのLA-EA3経由で使えばAFも効くので今回みたいなケースにうってつけ。AF追随しながらの連写に制限はあるけど重宝しているレンズなのだ。
知人から譲ってもらった三脚を用意していたものの当日は天気予報を見ると雨のち曇り。一旦は中止になったんだけど、前日の夕方に確認すると晴れっぽくなったのでやっぱり決行することになった。
渡良瀬遊水池はスゴい人だかり!!
ヨシ焼き自体始まるのが8:30なので逆算すると、ほぼ始発に近い時間に出ないと間に合わなかったので当日は4時過ぎに起きて出発。電車を乗り継いで最寄り駅に到着したものの、ヨシ焼き撮りに行くような人はほとんどいなかったのでそこはかとなく不安になってしまう。
目的地までは意外と迷わずたどり着いたんだけど、撮影の準備をしている人がかなりいたことに驚いてしまった。
先の先までズラーッと並んでる。見るとゴツいデジイチに望遠レンズを付けている人達がほとんどで、気合い入ってそうだなぁ…と思いつつ自分たちも準備していた。
しばらくするとヨシの端っこに人が集まっていた。
さらに待っているとヨシに火を付け始めたのでヨシ焼きが始まったみたい。ヨシに火がついて燃え広がっていく。
かなり広い範囲で燃えているところを見る機会なんてほとんどないのでかなり驚きながら写真を撮っていた。火が生き物みたいに動きまくっていたのが非常に印象的。火の精霊とかいてもおかしくない…って思ってしまった。
凄かったんだけど、あんまり乾燥してなかったのか、ある程度燃えたら火が消えてしまい、係の人が残っていたヨシに火を付ける…ということを繰り返していた。
2時間くらいいたんだけど、ヨシ焼きは思う存分撮ったので渡良瀬遊水池を出発。JR宇都宮線の土呂駅で下車して市民の森にあるさいたま市 りすの家でシマリスを撮りに行っていた。
動きまくるシマリス撮りは思っていた以上に難しかった
最初は望遠必要ないだろうと思ってSEL24105Gを使っていたんだけど、望遠側で撮ってもかなり小さくなってしまう。なのでここでも望遠ズームが大活躍。
シマリスってかなり小さい上に素早いので、動いている瞬間を捉えるのは非常に難しかった!! 餌を食べたりしているときは止まっているので撮りやすかったけど、動いているときはカメラの性能もかなり必要だなぁ…と思った。
こんな感じで止まってるときはイイ感じに撮れるけど、動かれると全然ダメだった。
おいらが使っているタムロンのA005は本来ならAマウントのカメラで使うレンズなのでマウントアダプター経由でα6500で使用すると連射性能にかなり制限が入ってしまう。EマウントのレンズほどAFのスピードも速くないのか撮りたいと思ったタイミングよりワンテンポ遅れる感じで難しかった。
止まってるときの写真ばかりになってしまったけどかなり夢中になって撮ってしまった。
早朝から動きっぱなしだったけど望遠レンズを思う存分使った撮り歩きは非常に楽しかった。次に機会があったらEマウント用の望遠レンズを使ってみたいところ。
こんなのとか。まぁ、値段が値段なのでレンタルでもしないとそう簡単にはつかえないかな(笑)
現実的にはSEL70300Gだろうけど、こっちもイイ値段するよねぇ。
タムロンがEマウント用の望遠ズームを開発してるって噂があるみたいだけど、今のタイミングでコスパがいい望遠ズーム出してくれたら相当売れそうなきがする。
こういう噂があるので待ってる人も相当いるかも。